婚約者ブレーズの理不尽な命令に耐えながら、王宮治癒院で懸命に働く薬師アメリー。 患者の笑顔のために自分を押し殺してきた彼女だったが、両親の急逝を機に一方的に婚約破棄を言い渡され、王宮治癒院から追放されてしまう。 行き場を失ったアメリーは迷い込んだ森の中で 隣国の“残虐王子”と恐れられる第三王子・シリルと遭遇し──… 「俺には、君が必要なんだ」 残虐と噂される彼が見せたのは、誰よりも誠実な眼差しだった。 薬師としての矜持を掲げ、アメリーは新たな人生と恋の物語を始める――。
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