侯爵家の娘として生まれたベレンガリア・メービウス――ベルは、大公(王弟)の嫡子ガスパールの婚約者。立場に相応しい知識と教養を得るべく幼少期から過酷な教育を施されるが、ガスパールはベルを愛さず複数の恋人と自由気侭な日々を過ごし、それは結婚しても変わることがなかった。その後、野心を抱いたガスパールは王位を簒奪、他国を併合し皇帝となり、彼の望みを叶えるために奔走したベルは、全ての元凶との噂を立てられ“暴虐皇妃”の悪名で呼ばれていた……。やがて皇帝による暴政で帝国は危機的状況に陥り、革命軍とそれを援ける周辺国の軍勢への対処を任されたベルは、奇策を用いて事態を解決しようと苦闘する中で味方の裏切りに遭い致命傷を負って高い塔から落下したはずが、学生だった30年前に戻っていた!
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